輸入・国内青果物輸送
輸入・国内青果物輸送の導入事例一覧
青果物関係者様
- トラック輸送の制約が強まる中、情報収集体制の強化とモーダルシフトを推進。冷蔵施設を活用した中継輸送で、青果物物流の安定化と輸出強化を実現しました。

サービス実施前の課題
- 2024年問題により国内物流の制約が強まる中、産地から遠方へのトラック輸送が年々困難になっていました。
- 国内青果物の輸出・輸送において、市場関係者や産地のニーズを的確に把握する体制が求められていました。
上組陸運の提案
- 2023年4月に「上組大阪本場連絡所」を開設し、大阪支店と連携して産地や市場関係者からの情報収集体制の強化をご案内いたしました。
- 港湾冷蔵倉庫やパートナー企業の冷蔵施設を活用した中継輸送や一時保管をご提案いたしました。
- モーダルシフトを含め、多面的な物流改善策を提案し、営業活動の展開をご提案いたしました。
結果
- 迅速な情報収集体制を確立し、青果物輸出・輸送の強化につながりました。
- トラック輸送の厳しさに対応する代替手段を提示することで、物流の安定化に寄与しました。
- 産地や市場関係者のニーズに応じた柔軟な物流ソリューションを提供できる体制が整いました。
JA・生産者様
- 青果物の価格崩壊という課題に対し、冷蔵施設を活用した保管・出荷調整を提案。長期販売による価格安定を実現し、生産者の継続支援につなげました。

サービス実施前の課題
- 青果物は基本的にシーズン商品であり、各産地から一斉に大量出荷されます。
- その結果、市場や小売業者による大量買い付けが発生し、毎年価格が崩壊する状況となっていました。
- JA様および生産者様は薄利で生産を続けざるを得ず、生産継続が困難となるケースが増えていました。
- 実際に、生産を中止される生産者様も出始めており、大きな課題となっていました。
上組陸運の提案
- 弊社グループが有する冷蔵施設を活用し、市場への出荷数量を調整する仕組みをご提案いたしました。
- 一度に大量出荷するのではなく、保管を行いながら長期的に販売できる体制を構築いたしました。
結果
- 長期販売を実施したことで価格の安定につながり、お客様に大変お喜びいただきました。
- 今後は、さらに長期保管を可能とするために、お客様と一体となって商品開発に取り組んでまいります。